2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

宙飛ぶ教室

宙飛ぶ教室は、上野千鶴子氏との共著も多い教育心理学者の著作とあったので、あえてフェミニストに足を踏み入れたのだが・・・ 確かにフェミニズム本なのだが、そこに溢れるのは宝塚の宙(そら)組の元トップスター和央ようかと花總まりへの愛だった。 宙飛…

朝日のようにさわやかに

とにかく、ショート・ショート系(不条理もの)が苦手な私は、収録作品の半分が読めなかった。 水野理瀬シリーズ(麦の海に沈む果実、黄昏の百合の骨)の番外編である「推奨の夜、翡翠の朝」を読んだ後は、「あなたと夜と音楽と」以外は流し読みしてしまった…

マジカル・ドロップス(風野潮)

魔法のドロップをなめると2時間ほど15歳に戻るという40代の主婦。 メルモちゃん…? まぁ、想像通りの話の展開でベタな感じで、なんとなくギクシャクしていた家族が結束するというあたりもお約束なんだけど、読み終えて「よかったよかった」と思えるので良し…

図書館の神様(瀬尾まいこ)

主人公は若い女性の高校講師、清(きよ)。 学生時代はバレーボールに打ち込んでいて、それからケーキ教室に打ち込み、今は何も打ち込んでいない。 なぜか部員一人の文芸部の顧問になってしまったので、毎日、図書館で男子部員と過ごすことになった。 と、淡…